「この絵本はきっと気に入るだろうな」と厳選して買っても、子供が見向きもしなかったり、すぐに飽きてしまうことはよくありますよね。
>そんな時、その絵本はどうしていますか?
売ってしまう。人にあげてしまう。 そんな方、ちょっと待ってください!
「一旦保留の棚」というのを作ってみませんか?
・絵本に興味を示さない
・気に入っていたはずなのに、すぐに飽きて読まなくなった絵本がある
目次
絵本に興味を持たないのはあるあるです
・選んで買った絵本なのに読みたがらない
・プレゼントでもらった絵本に興味を示さない
きっとあるあるですよね。
我が家にはお下がりでいただいた絵本やプレゼントしてもらった絵本、私が読ませたくて買い集めた絵本がたくさんありますが、中には見向きもしてくれない絵本たちもたくさんあります。
子供が2歳頃までは、たくさん絵本があっても目移りして集中して読み聞かせができないのではないかと思い、リビングに出しておく絵本を10冊程度にしていたので、子供が興味を示さなかった絵本は人に譲ったり、クローゼットの奥にしまい込んだままになっていることが多くありました。
私の意識を変えたのは息子の「これ読んで」の声
とある日、お友達の家で遊んでいると絵本棚から絵本を持ってきて「これよんで」と言いました。
うちにもあるじゃん!あの時は見向きもしなかったのに!
そんな思いは胸にしまって読んであげると、息子は集中して絵に釘付け。とても楽しんでいる様子でした。
「おうちにも同じ絵本があるからおうちでも読んでみようね」と第一軍に昇格した絵本は、その後の息子のお気に入りになりました。
※ちなみにその絵本はこちらです。
子供が絵本に興味を持たない理由
毎日10冊以上の読み聞かせを3年以上続けてきて、絵本に興味を示さない理由がわかってきました。
・お話が長くて(文字が多くて)飽きてしまう
・難しい言葉が多くて楽しくない
・絵のタッチが好みではない
・登場する主役のキャラクターに興味がない
どんなに素敵な絵本でも、子供の月齢に合った絵本を選ばなければ子供にとっては面白くないようです。それから子供にも「好みの絵」がある様子。
ただしこれらは成長とともに変化していくこと、どこか別の場所で出会って急に「好き」になる可能性があることがわかり、それ以来我が家ではすぐに子供が興味を示さなかった絵本も「一旦保留の棚」に保管しています。
そして定期的に見直して、ときどき絵本棚の一番目立つ場所においてみたりします。そこで子供が手に取ってペラペラとページをめくりだすときが来るのを待っています。
「一旦保留の棚」はどこに置けばいいのか
この方法をお友達にも紹介したところ、早速何人かが実践してくれました。
「一旦保留の棚」とは言いますが、新しい絵本棚を用意する必要はありません。
ポイントはたった2つです。
ポイント1:パパかママが目につく場所
「一旦保留の棚」で一番気を付けたいのが、
棚に置いた絵本を忘れない
ことです。
また今度読もう、もう少し大きくなったら出そう、としまってしまうと案外忘れてしまいがちです。
パパ、ママの目につく場所において時々チェックできるとベターです。
ポイント2:子供の目に触れる場所
子供自身が興味を持って新しい絵本を手に取る可能性も十分にあります。ぜひぜひ子供の目にも触れる場所に置くのがおすすめです。
一旦保留の棚も目につく場所に置くのがおすすめ。子供が興味をもったらさっと取り出せる手軽さも重要です。
「一旦保留の棚」はいつもの絵本棚の延長線
普段お使いの絵本棚があればその近くに「一旦保留の棚」を用意するのがおすすめです。手間や場所をとらず、家族みんなの目に触れるのもおすすめです。