子育ての知識

【非認知能力を高める】習い事の選び方や人気の習い事をご紹介!

子どもに何か習い事をさせたい。いろいろな習い事があるけれどどうやって選んだらいいの?本人の希望で習い始めたけれど本当にこの習い事でいいのかモヤモヤする・・・。

大切なお子さんの習い事選びは親としても悩むことが少なくありませんよね。私も息子が3歳になった頃から習い事についてあれやこれや調べて、体験しにいってを繰り返しています。

どうせ習い事をするなら、子供の非認知能力を伸ばしたい!
そこで「非認知能力」を伸ばすという視点から、習い事の選び方や人気の習い事についてご紹介します。

非認知能力とは

非認知能力とは、「数値で測ることができない能力」です。認知能力がテストやIQなど数値化できる能力であるのに対し、非認知能力はそれ以外の能力のことを表します。人間に備わっている幅広い能力を示しますが、一例としては意欲や粘り強さ、創造性、コミュニケーション能力などが挙げられます。

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非認知能力が重視される理由

ではなぜ今、非認知能力が注目されているのでしょうか。その理由は時代の変化にあります。

これまでは、子供のころからみんなと同じことができ、枠からはみ出さず、就職活動を経て良い仕事に就けば一生安泰、というのが社会共通の認識でした。しかしこれからの時代は違います。

将来的にはAIが多くの仕事を担い、今の子供たちが大人になる頃には現在ある仕事の6割がなくなるとも言われています。これまで行なわれてきた受動的な学習や詰め込み型学習の内容はAIの得意分野。人間はAIを社会のために使いこなしていくことが重要になりそうです。

そこで必要となるのは単純な学力ではなく、より良いものを生み出す創造力や応用力、他者と協働するためのコミュニケーション能力といった非認知能力です。

また、人々の生き方も変化してきています。お金があることが幸せだ、結婚はしたほうがいい、男は・女はこうあるべきだ、といった概念がなくなりつつあり、それぞれが自分にとっての幸せを考えるようになりました。みんな違ってみんないい、自分も素敵であなたも素敵、と認め合えるこれからの世界では、一人ひとりの個性が仕事になり、肩書きになります。誰も見たことのない世界を生きていく子供たちが使っていくのは、やはり詰め込んだ知識ではなく人間としての生きる力なのです。

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子供の習い事、どうやって選ぶ?

非認知能力を伸ばすためには、まず土台として「自分は自分でいいんだ」と安心して無条件に自分を受け入れられる気持ち(=自己受容)や、「自分ならできる」「自分はすごい、自分には価値がある」と信じられる気持ち(=自己肯定感)を育むことが大切です。自己受容と自己肯定感は人間が生きる上での土台になる重要な部分です。

そのため、子供の習い事を選ぶ際には、子どもの“やりたい”という気持ちを尊重することが大前提となります。このやりたいという気持ちによって、集中力、好奇心や探究心、粘り強さといった非認知能力が引き出されていきます。子供自身が心からやりたいことに取り組めば、非認知能力は自然に伸びていくのです。非認知能力は大人に与えられて育っていくものではなく、子供の主体的な取り組みを否定しないことが重要になります。

幼児期におすすめ習い事

非認知能力を伸ばす視点から選ぶおすすめの習い事をいくつかご紹介します。

1.幼児教室

幼児教室とは0~6歳の未就園児を対象として、主に幼児教育を行なう教室のことです。子どもの脳の発達過程に合わせた様々なあそびを提供します。あそびへの意欲はそのまま学びへとつながっていきますので、楽しくあそぶうちに自然と能力が引き出されていきます。幅広い分野の学習やアクティビティが展開されますので、自分の子が何に興味を持つのかを知るのにも役立ちます。

幼児教室といっても、運営母体や教室の特色によって学べる内容は様々です。決まった教材に沿って学習を進める教室、子供が主体的に教材を選んで過ごす教室もありますし、レッスン中、親が教室の後ろで見守るタイプもあれば子供だけで学ぶタイプの教室もあります。
ぜひお近くの幼児教室を検索し、お子さんに合う教室を探してみましょう!

2.音楽教室

歌を歌ったり楽器を奏でる、時には全身で音を表現するといった音楽を通じた体験は、非認知能力を伸ばす要素がふんだんに盛り込まれています。音楽を心から楽しむ経験を通じて表現力や集中力などが養われるだけでなく、音楽を聴くこと自体が脳に刺激を与え、特に感受性や想像力を司る部分を活性化させるとも言われています。

0歳児から通えるリトミックの音楽教室も最近は人気です。言葉がわからなくても、自分でおしゃべりできなくても、音に合わせて体を動かしたり音の大小を理解したり、リズムの違いを楽しんだり、赤ちゃんでも十分に楽しめます。

3歳(年少クラス)以上になると、親子分離で歌や楽器のレッスンを受けられる教室が増えていきます。楽器屋さんが母体の有名な音楽教室だけでなく、個人で教室をされている方や、地域に無料開放しているレッスンもあります。

3.野外活動

習い事とは少し離れますが、非認知能力を伸ばしたいとお考えであれば野外での活動をおすすめします。
四季折々の自然に触れ、五感を存分に使う野外での活動を通して子どもの感情は動きます。インターネットや動画などで簡単に情報を得ることができる時代だからこそ、自分の体を通して感じるという経験はかけがえのないものです。また、自然を身近に感じることが環境や地球に関心を持つきっかけになるかもしれません。

キャンプやグランピングを子供と一緒に楽しむのもおすすめです。大人が楽しんでいる姿を子供に見せるのも大切なことです。ぜひお休みの日はお子さんと一緒に外に出かけてみてくださいね♪

非認知能力を伸ばす習い事選びは子供の主体性が重要

幼児期の習い事を選ぶときに大切なのは、あくまでも「何をするか」ではなく「どのようにするか」です。これは「目に見えるもの、スキルや成果」を重視するのでなく「目に見えないもの、過程、感じたり考えたりしたこと」に目を向ける、ということです。

習い事選びの際に私たち大人ができることは、お子さんが

自分で選ぶことができるよう環境作り

をすることです。日頃からお子さんが何に興味をもっているかを観察したり、実体験や情報提供を通して選択肢を増やしたり、体験教室に参加してお子さんが熱中する瞬間を見つけてあげることもサポートになります。

時には得意なことと本人がやりたいことが違うこともあります。親としての想いや期待もあるかもしれませんが、お子さんの人生を生きていくのはお子さん自身です。お子さんが成長する過程で一番の支えになるのは「親は自分を丸ごと信じてくれて想いを尊重してくれる。自分にはその価値がある。」と感じられることなのではないでしょうか。習い事を通して、お子さんだけでなく親も自分自身の在り方を学んでいくのかもしれません。

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