子育ての教養

子供の非認知能力を高めるために大事な“親の心得”3カ条

このブログでは非認知能力を高める遊びや読み聞かせをご紹介していますが、より効果的に非認知能力を伸ばすには重要なポイントがいくつかあります。

非認知能力を最大化するためには10歳までが重要だというからなおさら!効率よく着実にその能力を引き出し、伸ばしてあげたいですよね。

世界で注目される「非認知能力」とは近年、将来にわたって子供を伸ばす力の基礎として注目されている非認知能力。 非認知能力とはどんなものなのか、どうやって養っていく力な...

今回は、子供の非認知能力を高めたい親が意識したい重要な3つの心得をご紹介します。

MA-HO
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意識すれば誰でも簡単に実践できるものばかりですよ!

●子供の非認知能力を高めることに興味がある方
●非認知能力を効率よく高めるポイントを知りたい方

親の心得1:子供の行動を尊重する

非認知能力を高める上では、子供が自発的にする行動が何より大切です。

知育の教材や新しいおもちゃ、人からいいと聞いた育児法などあれこれ試してみたくなるのが親心ですよね。

当然子供のためにと思ってのことですが、それは本当に子供のためでしょうか?自分の満足のためにやっていることや他人の目を気にしてやっていることばかりではないですか?

私は育休中、支援センターで息子と遊んでいたらこんな光景を目にしました。

楽しそうにおもちゃで遊ぶ2歳の女の子。夢中になっていたのはボールを穴の中にポトンと落とすおもちゃでした。

それを見た女の子のお母さん、

「それは赤ちゃんのおもちゃでしょ!あなたはこっち!違う、そうじゃない!こうやってやるの!」

もしかしたらそのお母さんは、「新しいことにチャレンジしてほしい」「月齢よりちょっと進んだ難しいこともできるようになってほしい」そんな思いから発言したのかもしれません。私も母親ですからそのお母さんの気持ちも理解できます。

でも女の子はとっても寂しそうな顔をして、ついには遊ぶのをやめてしまいました。自分のやりたいことをやったら怒られる。当然、自尊心は傷つきますよね。

こうして理想の遊び方を押し付けられて育った子は、だんだん自分で考えるのをやめてしまいます。

MA-HO
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親の理想を子供に押し付けていませんか?

今一度考えてみましょう。子供に理想を押し付けていませんか?子供がやりたいことよりも、親がやらせたいことを優先していませんか?

大事なのは子供の行動を尊重すること。意欲を大切にしてあげることです。

●おもちゃの対象年齢に縛られない
●安全な限り、子供の遊びややり方を注意しない

親の心得2:静かに見守る

先ほどの心得1からの派生になりますが、余計な口や手を出さないというのもとても大事です。

子供のためを思ってか、先回りしてあれこれ指示してしまうお母さんはよく見かけます。その方が早いし効率がいい。ゆっくり子供のやることを待ってなんて余裕がないときもあるのはわかります。

でもそれでは自分で考える力、やり抜く力は育ちません。

大事なのは静かに見守ること。

たとえば、子供がおもちゃの使い方を間違っていたとしても、最初は黙って見ています。子供は自分で触って、試して、角度を変えてみて…と子供なりの工夫をして仕組みを理解しようとするのがわかります。

そして自分で解決できないとき子供はどうするか….親に目線を向けるんですよ。「教えて」「ママやってみて」といった具合いに。

そうして子供からのアクションがあって、初めてこちらから声を掛けます。

「ママがやってみるから見てて」と言い、手の動きがわかるようにゆっくりやって見せます。
そうすると子供は真似をします。この真似をするというのも、自分の目で見て理解したことを手を使って体験していくという大事な動作です。

文字通り手取り足取り教えなくても大丈夫。子供が自分で理解してできるときが来ます。

もしその時できなかったとしたら、今のその子にはちょっと難しかっただけ。それでも子供が挑戦できたことはとても大切なことです。

また、静かに見守るというのは、文字通り「静かに」「見守る」ことが大事です。

口や手は出さないけども、子供の目が届くところにいること。子供が目線を飛ばしたときに目が合うことが大事。「あなたのことをいつも見ているよ」という合図です。

子供の安心感に繋がり、この安心感があるからこそ子供は思い切り遊べるのです。

MA-HO
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集中力が続かない…それってもしかしたらママやパパのせいかも

「静かに」というのは、子供の集中を妨げないために重要なこと。
せっかく子供が何かに夢中になっているのに「●●ちゃん上手!」と声をかけたり、スマホでカシャっと写真を撮ったり….思い当たることはありませんか?その瞬間、子供の集中は途切れてしまいます。

子供を褒めるのは、子供が「できた!」という喜びをこちらに向けてから。目が合ってから。それまでは、ただ静かに見守りましょう。

●子供が集中しているときには声をかけない
●褒めるのは、子供と目が合ってから
●無関心はNG。すぐに手を差し伸べられる距離で見守る

親の心得3:子供の気持ちに寄り添う

単純なことですが、子供が喜んでいる場面では一緒に喜ぶこと。悲しんでいるときには悲しみを受け止めてあげること。こうした心の動きに寄り添うことは重要です。

「親が自分をわかっていてくれる」「この人には甘えられる」「この人は信用できる」といった、信頼関係の構築をする上でもとても重要ですし、こうした自信が子供の自己肯定感を高め、非認知能力を高めることにも繋がります。

例えば子供がお友達を叩いてしまった。そんな場面でも頭ごなしに怒るのはNGです。

叩いてしまった行為自体はよくないこととして教える必要はありますが、どうしてお友達を叩いてしまったのか、しっかり子供とコミュニケーションをとって気持ちを理解してあげることが大事です。

「どうしてお友達を叩いてしまったの?」
「いやなことされたの?」
「それはつらかったね」
「でも叩いたら、お友達はどう思うかな?」

質問を通して少しずつ子供の気持ちを紐解いていくと、お友達を叩いてしまった理由が明らかになります。

子供の気持ちに十分寄り添った上で、叩いたらどう思う?お友達もいやな気持ちになっちゃったんじゃないかな?と言ってみる。

言葉がわからない2歳以下の子供には伝わらないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、きちんと目を見てゆっくり穏やかに言ってみると案外伝わるものです。子供なりに気付くものです。

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ママ・パパはこう思っているよ。という気持ちを言葉にするのは大切です

もしちゃんと伝わっていなくても大丈夫。こういうプロセスを踏むことを小さい頃から親が身に着けていけばいいのです。子供がわかるようになる頃にはしっかり伝わるようになります。

ママはパパは、自分をわかってくれる。つらかった気持ちにも寄り添ってくれるとわかれば、子供は素直に自分の気持ちを話してくれるようになるものです。

頭ごなしにただただ怒鳴っていては、子供は自分の気持ちを大事にできず、親に隠すようになります。
自分が大切にされて育つと他人も大切にできるもの。そのことを肝に銘じておきましょう。

●叱る前に子供の話に耳を傾ける
●質問をして子供の感情の動きを一緒に紐解く
●子供の気持ちを受け止めた上でどうすべきかを伝える

非認知能力を高める上で重要なポイントまとめ

親があれこれ「してあげよう」とする姿勢が子供の非認知能力アップを妨げていることがわかります。

あくまで子供の行動が主体。親はそれを手助けしてあげる存在です。

よかれと思ってやったことが裏目にでることはしばしば。基本的には子供の行動を見守り、子供が困っているとき、壁にぶつかっているときににさっと助け舟を出してあげるスマートさが非認知能力の高い子に育てるために重要です。

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