子育ての教養

世界で注目される「非認知能力」とは

近年、将来にわたって子供を伸ばす力の基礎として注目されている非認知能力。

非認知能力とはどんなものなのか、どうやって養っていく力なのかなど基礎的な知識をご紹介したいと思います。

・非認知能力について知りたい方
・子供の非認知能力を養い、高める方法を知りたい方

MA-HO
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非認知能力を育てることは、子供の将来を育てることに繋がりますよ!

非認知能力とは?

「非認知能力」という概念は、幼児教育の研究者シカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授が発表したものです。2000年にノーベル経済学賞を受賞したことで世界中から注目されることになりました。

読む・書く・計算するといったテストで測ることができる「学力(IQ)」を認知能力と呼ぶのに対し、非認知能力は数値化できない力(OECDでは社会情動的スキルと表現)のことを言います。

例えば、主体性、柔軟性、忍耐力、想像力、自己抑制、自尊心、自己肯定感、社交性、協調性、共感力、回復力といった「人間力」のことで、何かに集中して取り組む力や感情をコントロールできる力、他者と良好な関係を築く力、自分を大切にできる力などをまとめて「非認知能力」と呼んでいます。

非認知能力は「学びに向かう力や姿勢」。
目標や意欲を持ち、興味・関心を持って主体的に取り組むことができ、周囲と協調して、粘り強くやり遂げようとする力。

非認知能力を高めることで得られるもの

非認知能力を高めることで得られる効果としては下記が挙げられます。

●人間的な資質が向上する
●学力向上に繋がる
●将来、安定した収入や地位を得られる
●多様性が増す社会で生き抜く力をつけられる

非認知能力を高めることは子供の伸びしろを育てること。

非認知能力を伸ばすことが重要なわけなぜ非認知能力を伸ばすことが重要なのか。 ジェームズ・ヘックマン教授の研究を紐解いていきます。 ●非認知能力を伸ばすこと...

非認知能力はどうしたら伸ばせるか

子供の非認知能力アップに影響するものとしては下記が挙げられます。

●親の収入
●非日常の体験
●スポーツなどの運動
●課外活動

幼少期の家庭環境が重要です。お金だけでなくどれだけの時間を子供に投資できるかという点も注目です。

非認知能力を高める上で意識すべきこと

非認知能力は日常生活や遊びを通して育てられる能力でもあります。
ただし意識すべきことがあります。

子供の興味を大切にする

子供が興味関心を持ったことを大切にするのが基本です。子供のやることを親が決めたり、押し付けたりするのはNG。子供の主体性や積極性、自己肯定感など高める上で重要です。

親の関わり方

非認知能力を高めるには幼少期が重要なため、特に家庭での親の関わり方や声掛けが強く影響します。

積極的に子供と関わることは重要ですが、子供の先回りをしてあれこれやってあげたり、できないことを責めたり急かすような声かけはNGです。

月齢や年齢に合った学び

子供の非認知能力を高めたいからと言って、難しいこと、できないことばかりに挑戦するのは逆効果です。月齢や年齢に合った遊びや個々の発達に応じた学びができることを意識することが大切です。

今できることがしっかりとできれば、応用力も身についていきます。いきなりステップアップした内容では子供の意欲や積極性が損なわれてしまう原因にもなるので注意が必要です。

幼児期の最大の学びは遊び

幼少期の子供の学びは、ほとんどが遊びから得られるものです。ドリルや教科書を使った座学よりも、遊びに熱中したり、外で体を動かしたりする方がずっと効果的です。

とは言え、どんな遊びをしたらいいか考えるのは結構難しいものです。
このブログでは、非認知能力を高めるための遊び効果的な読み聞かせの方法についてのカテゴリも用意していますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね^^

また、最近では遊び込むことで自然と学びに繋げられるような幼児教育の教材もたくさん出ていますので、補助的な役割として教材を活用するのもおすすめです。

非認知能力を最大化できるのは10歳まで

非認知能力を伸ばすのは10歳がリミットだと言われています。中でも特に重要なのが5歳までの未就学期だとする研究が多いです。そしてこの時期は子供と親が一番多くの時間を過ごせる時期です。子供とたくさんの時間を一緒に過ごし、親子の関係づくりをするのも大切です。

●子供の興味・関心を大切にする
●親の関わり方、言動が非認知能力を育てることに影響する
●子供の年齢や発達に合った学びを意識する
●幼少期は遊び込むことが大事
●非認知能力を高めるには5歳までが最も重要な時期

非認知能力まとめ

非認知能力は、将来にわたって子供を幸せにする力です。
「子供の将来の可能性を広げたい」
「未来の選択肢を増やしてあげたい」
と願うパパやママこそ、非認知能力を養うことを意識しましょう。

また、非認知能力は、幼少期の遊びや日常生活の中で育てることができる力です。親が子育てを楽しむことも、子供の非認知能力アップに繋がる一つの要因ですので楽しむことも忘れないようにしましょう!

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